スポンサーリンク




本をどれだけ読んでも、メンタルは鍛えることはできない訳!

素晴らしい書籍はたくさんある

私は、活字を読むのが昔から苦手で
少年ジャンプを早い人は10分くらいで
読んでしまうのに対して
1時間はかかっていた苦い思い出があります。

それでも「学びたい気持ち」が大きくて
文庫本のような活字だけの本を
時間を見つけては、読んできました。

恐らく、人の何倍も時間が
かかったことは言うまでもありません(笑)。

そんな私が、今では
電子書籍を出すまでになったことは
自分が一番、驚いています(笑)。

宣伝するつもりは無かったのですが
話の流れで書いてしまったので(笑)
こいつは、どんな本を書いているのだろう?
と興味ある方は、手に取ってみてくださいませ。

というのは、実際に体験していないことでも
「疑似体験」ができる意味で、素晴らしく
「読書は生涯の宝物」になると感じてます。

世の中には、
「人生が変わってしまう」ほどの
素晴らしい本がたくさんありますよね。

あなたは、どんなジャンルの本を
好んで読みますか?

自己啓発系の書籍の落とし穴

私は、メンタルも扱う仕事をしてますので
「脳科学」「心理学」「スピリチュアル」などの
「自己啓発系」の本もたくさん読んできました。

出版社としても
売れ筋のジャンルだと
関係者さんから伺っています。

目からウロコが落ちたり
感動したり
凄く勉強になった!

って思いまくりますが(笑)

だからと言って…

自分のメンタルトレーニングや
成長に直接役立ったことはありません。

あなたが、自己啓発系の本を
読んだことあるなら、
いかがですか?

変わりましたか?

まぁ~

学んだことを自分なりに
コツコツ実践できたことは
叶った
かもしれません。

私も、多少、本を活かせた
経験はあります。

だけど…

ほとんどの場合が、
読み終わった次の日には
忘れてしまっていて

行動に移すまでには
至ってない
場合が
多くないですか!?

少なくとも
私は、そうでした…(汗)

自分はそんなことない!
って思われた方は
ページをそっと閉じてください(笑)

共感してくださったなら
もう少し、お付き合いください。

お願い

1日過ぎれば「約74%」のことを忘れる

ドイツの心理学者「エビングハウス」が人間の記憶機能と
復習の有効性について実験を行いました。

20分後には42%を忘却し、58%を保持していた。
1時間後には56%を忘却し、44%を保持していた。
1日後には74%を忘却し、26%を保持していた。
1週間後(7日間後)には77%を忘却し、23%を保持していた。
1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却し、21%を保持していた。

引用元:エビングハウスの忘却曲線:人間の記憶機能と復習の有効性

このことからも分かるように
よほど「印象が強く」記憶に残っていたとしても

実際に、それを日常で「習慣化」するまで
コツコツと「行動する」ことは

どれだけ大変なことかということです。

忘れないように、紙にでも書いて
見えるところに貼っておかないと

ほとんどの人間は、忘れてしまいます。

忘れる

分かったことと、実際、できることは違います

「同一視」という言葉を
聞いたことがありますか?

一般的には、いろいろな解釈で使われるので
意味はたくさんありますが

その中でも「精神分析学」で言っている
「同一視」のことだということを
先に断っておきます。

コドモは英雄の物語をよんで英雄になったつもりになる。われわれは感情のうえで主人公になって、ハッピーエンドのストーリーで満足する。このように、他のものと自分を同一とみなすのが同一視である。

引用元:引用元:精神分析入門 感情理論「同一視」より

今回の話に置き換えると

本を読んで、感動して
目からウロコが落ちて
感情が動くことで

あたかも…
自分もできるようになった
氣になる
ってことです。

本当に出来るようになるまで
繰り返し習慣化できたなら
良いことなのですが

多くは、その「満足感」だけで
終わってしまいます。

こういう理由で
多くの場合…

分かった(理解できた)ことと
実際に、自分ができるようになることは
明らかに違います!

違う

結局、行動して「習慣化」したことだけが手に入る

もう、ここまで読んでいただいたなら
分かりますよね!?

これは、今回の書籍の話だけに
当てはまることではありません。

私たちの日常の中で
たくさん起こっていることだと
思いませんか!?

「良い話を聞いた!」って
感動して、「自分も見習わないと!」
って思ったとしても

見習えましたか?

しばらくは「意識」できていたとしても
そのうちに忘れてしまっていて

また、同じ話を聞いた時に
「あっ!そうだった!」って
思い出すことを繰り返していませんか!?

少なくとも、私は、そうです(笑)

本当にメンタルを鍛える方法

ここまで好きなこと言って
いまさら、言うのもなんですが

自己啓発系の書籍を読むな!

って言っている訳じゃありませんので
誤解しないでくださいね。

自分の引き出しを増やす意味でも
「知識」として、たくさんの
本に触れることをススメします!

本は生涯の宝物です。

この記事でお伝えしたかったことは

どれだけ「知識」を入れても

どれだけ「良い話」を聞いても

どれだけ「やる氣」になっても

結局、コツコツと行動を繰り返して

「習慣化」したことしか手に入らない!

ってことです。

自分が本当に
「手に入れたい未来」があるなら、

心の底から「決断」してみてください。

あなたの代わりをすることは
できませんが、応援することはできます!

メンタル鍛えることに関する関連記事が
いくつかありますので
興味があるなら
そちらも参考にしてくださいませ。

【メンタルを鍛える必要はない】強いことが良いって訳じゃない

メンタルを鍛える、強くする【たったひとつの方法】

メンタルが強い人の特徴【たった2つの共通点】

メンタルが弱い人に共通する【たった2つの本質的な特徴】

本を書いて情報を
与えて下さった著者さんのためにも、
本で学んだことを
本当に活かせるように
なれたら良いですよね。

一緒に、成長しましょう♪

Wrote by:

1ヶ月以上続く「心と体」の悩みアドバイザー 川嶋 和則